9月になりましたがまだまだ暑く、身体も心も滅入りそうなだるさを感じませんか?鍼灸院のある東京都北区は今日は雨、暑さはそうでもないですが蒸し暑く不快指数は高め。早く清々しい青空が見たいものです。
季節の変わり目は体調を崩しやすいとよく言いますが、身体にどんな特徴がある人が体調を崩しやすいか、考えたことはありますか?東洋医学的にみると、「血虚」つまり、身体の血の量が少な目の人が体調を崩しやすい傾向にあります。なぜか?それは、少な目の人は普通の方に比べ、気温に影響されやすいからです。例えば、100mlの水を凍らせるのに1時間かかるとします。水の量を200mlに増やしたら、1時間で凍るでしょうか?逆に、100gの氷が溶けるのに1時間かかるとして、200gの氷は1時間ですべて溶けているでしょうか?このように、気温が大きく変化したときに、量が少ないと変化が早いですよね?それは身体の中も同じです。血虚、つまり身体に血の量が少ないと気温の変化を受けやすく、それが体調の変化につながります。血虚の治療には鍼灸が良いですが、ご自身でできることは水分をしっかり取ること。熱中症予防のためにも毎日しっかり水分をとって、病気を予防しましょう!!