瘀血と書いて「おけつ」と読みます。この瘀血が痛みの原因となっていることもあるということをご存知でしょうか。瘀血は簡単に言うと滞った血の塊のようなものです。何らかの原因で流れが阻害されると血は滞り瘀血と呼ばれる生理物質になります。これが痛い!!圧痛があり、よーく触ると筋張っているようなぐりぐりした感じのものが手に触れます。瘀血は生成した原因によって弁証し、全身治療を施すとだいぶよくなりますが、どうしても痛みが強く残っている時は処理してしまうと楽になります。ただ処理するだけではダメで、しっかり弁証して瘀血ができた原因を分析し、体の根本から治療することが大事です。
痛み止めを飲んでもなかなか痛みが消えない、レントゲン撮っても痛みの原因がわからないなどという経験ありませんか?そんなときは瘀血を疑ってみてはどうでしょうか?鍼灸で瘀血処理、オススメです。(瘀血という考え方が東洋医学です!!)