中医学では人体を「臓腑・組織そして器官といった構成要素が互いに連絡し合う有機的な統一体」として総合的な角度から治療処置を決定しています。それは例えば病症が、肩こりや腰痛など局所の病変であったとしても、それを引き起こした全体的な病理的反応に着目し、局所と全体を緊密に関連させて病理を考察し治療するということです。臓腑や組織、器官の個々の構成要素のもつ機能は異なるけれども、生理的には互いに連絡し合い、統一的な機能として活動している、人体をそういった有機的統一体という観点でみる中医学の考え方が、わたしはとても気に入っています。先日、患者さんがお花のアレンジメントをしてくださいました。このお花、以前に別の患者さんからいただいたお花と、うちの娘が授業で使ったあまりもののお花等を利用して、さらに新しくお花を入れてくださりキレイに仕上げてくださったものです。とてもかわいくて気に入っています。個々の構成要素は異なるけれども、うまくお互いを尊重し合い、全体としてひとつの作品として機能している・・・なんとなく有機的な統一体の考え方と似てるような気がするのは私だけでしょうか…^^;